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LLENN's STORY -とあるVRゲーマーの話- - レン(musicsoul)

2016/01/29 (Fri) 00:48:26

《注意》
このSSは以下の要素を含みます
・雑
・異次元地球
・ソードアートオンラインオルタナティブガンゲイルオンライン
・同プレイヤーの篠崎魔古斗との会話
・PSO2主人公設定ガン無視

Re: LLENN's STORY -とあるVRゲーマーの話- - レン(musicsoul)

2016/01/29 (Fri) 00:52:21

-LLENN's STORY EP0-
AP2026/?/?
地球(?):東京
「よし今日もログインしようかな?」
とあるアパートの一室でベッドに座り輪の形の機械を持った少女が呟いていた。
彼女は小比類巻香蓮。今流行りのVRMMOにはまっている大学生だ。
いつものように機械-アミスフィア:AmuSphere-を頭につけVR世界へと旅立つためのキーワードを口にした
「リンクスタート!」
そして意識は彼女の愛するガンゲイルオンライン-GGO-へと旅立つ…
はずだった
[AmuSphere booted]
[Connect The SEED Server]...
ERROR:[Interrupt]
[Connect Oracle]...
[Success]
香蓮の視界にちらりとそんな文字が映りました
(今の何!?)
しかし彼女が認識出来たのはそこまで。
彼女の意識は闇の中へと落ちていった
-LLENN's STORY EP0-0 - -END-

Re: LLENN's STORY -とあるVRゲーマーの話- - レン(musicsoul)

2016/01/29 (Fri) 00:53:00

-LLENN's STORY EP0-1 -
AP241某日
?「…おーい?起きろ」
黒い髪の男がメディカルセンター内のベッドで横たわっているピンクで小さな少女に声をかけていた。
メディカルセンターには看護師一人と黒髪の男一人がいた
「……うーん…ってあれ?」
香蓮は目を覚まし辺りを見渡すと知らない部屋に知らない人物、知らない景色と知らないが三拍子揃った状況についていけず混乱していた。
男「ようやく目が覚めたのか…」
看護師「よかった。このあとバイタルチェックをしますから準備ができ次第お呼びしますね」
看護師は部屋を離れてしまい少女一人と男一人のなんとも気まずい空気が流れた
「えっと、ここってどこですか?」
男「どこって…メディカルセンターだぞ?」
「…メディカルセンター?」
香蓮が首を傾げながら起き上がり-ひとつの事実に気づいた。
(この身体…リアルのじゃない!GGOのやつだ)
香蓮-いやレンはいつものと感覚が違ったために今の今まで気づきませんでしたがレンが動かしている身体は現実世界のものではなく、いつも彼女がプレイしているGGOの小さなピンク色のアバターでした。
(…ということはゲームの中?GGO以外の?)
レンはすぐにここがGGOではないことに気づきました。
レンの服は色こそピンクでしたがGGOで着ている服とは異なったものだったからです。
男「…お前自分がどこにいたのか覚えてないのか?」
男はレンに向かって質問をしました。
(私がどこにいたか…?)
それぐらいは覚えていると考えながらこの異常な状態でリアルの情報を話したとしても何も問題ないと、むしろ必要経費と割りきりここまでの状況を話始めました。
レン「えーといつも通り家に帰宅してスマホを見てからアミスフィアでガンゲイルオンラインにログインしようとして…」
そこまで話したところで男が話を止めました。
男「まて、ガンゲイルオンライン?それはゲームか?どんな?」
レンは食いぎみな質問に少し驚きますが構わず答えました。
レン「ガンゲイルオンラインはVRMMOで銃でモンスターやプレイヤーと戦うゲームだけど…というかここもVR世界じゃないの?」
レンは素朴な疑問を投げ掛けました。
しかしレンは一つ小さな見落としをしていました。
そもそもアミスフィアが見せるVR世界なら気絶したりしないと。する前にカットオフされることを。
男「ここは現実…オラクル船団アークスシップship7ギョーフのメディカルセンターだぞ…?」
男が言った言葉はレンを混乱させるのには十分でした。
レン「え?現実?船団?シップ?メディカルセンター?なんのこと?現実ってほら地球があって日本があって-」
レンは混乱した頭でそこまで言葉を紡ぎましたがまたしても男に止められてしまいました。
今度はやたら必死そうな形相で。
男「まて、地球?日本だと?ならお前は日本から来たのか?」
男はレンの両肩を掴み必死に質問をします。
レン「わわ、近い近い…うんそうだけど…」
レンは男の言葉を肯定しました。
すると男は急にレンから離れ何やら端末を操作し始めました。
男「…まさかまた飛ばされた人がいるなんて…しかも今度は少女が…」
ぶつぶつ呟きながら端末を操作する姿は不審以外のなにものでもありませんでしたがレンはぐっと指摘したくなるのを抑えました。
やがて男がこちらに向き直り真剣な表情で話始めました。
魔古斗「…自己紹介が遅れた。篠崎魔古斗。アークスシップ7ギョーフ所属アークス、並びに…君と同じく地球から飛ばされてきた人間だ。」
レンは魔古斗の言葉を聞いて耳を疑いました。
レン「飛ばされてきた…?じゃあここは!?」
魔古斗「地球じゃない。宇宙を旅する船団オラクルだ。
君と俺は地球から何らかの原因で飛ばされてきたんだろう。原因が違うみたいだが…」
魔古斗はそう言って自分がいた地球のこと、どういう経緯で飛ばされたか、ここがどういう組織か等を詳しく説明しました。(とあるエージェントの記録等を参照)(レンの居た地球と魔古斗の居た地球、オラクルがたどり着く地球はそれぞれ別の世界線)
レンは説明された事実に心底驚きました
レン「…大体わかった。それで私はどうすればいいの?」
魔古斗「…君はアークスとして登録されていた"ことにした"。アークスとして活動して地球への出撃許可をもらう。まずはそこからだ。」
魔古斗は淡々とこれからなすべきことを話しました。
魔古斗「君は銃のフルダイブゲームをしていたんだよね?だったらガンナーかレンジャーが向いているはずだ。」
レンに色々レクチャーしたあと魔古斗は自分達は相部屋だということと何かあれば部屋に戻ってこいと告げました。
レン「うん。色々ありがとう。頑張るね」
レンはまさか自分が別の世界に来てしまうなんて思ってもいませんでしたが不思議と不安はありませんでした。
(あっ名乗り忘れちゃった!)
その後レンは魔古斗との相部屋でようやく自己紹介をするのでした
-LLENN's STORY EP0-1 - -END-

LLENN in Tokyo - レン(musicsoul)

2016/02/06 (Sat) 00:57:13

任務をこなし東京への出撃許可が降りたレン
東京へ降り立つが…
「やっぱり私の居た星じゃないなぁ…」
周囲を見渡しぽつり
「あんなツリーも無かったしそもそもここにはアミスフィア…VR技術がない」
やっぱり元の場所へ帰るのには時間がかかりそうだ…
そう思いながら今日も東京を駆け巡る

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